Lights and Gears in Motion

# Kinetic Installation

映像と音楽によるデジタル表現と、歯車のアナログ表現がシンクロするキネティックアートであり、
ニデック本社に隣接する永守コレクションギャラリーのエントランスアート。

歴史あるオルゴールやオートマタを数多く有し、からくりや音楽で溢れるギャラリーの序幕として、ギャラリーエントランスを軽やかに彩る。

映像中に登場する歯車やオルゴール部品、湧き上がるグリーンの光は、オルゴールやからくりの技術からインスピレーションを受けている。
前進し続ける空間映像のカメラワークと融合し、モーター技術によって時代を切り開いてきた「ニデック」のものづくりとエネルギーが、現代社会へ、そして未来へと連続的に波及していく象徴として描いた。

壁面に設置された歯車の流れるようなモーションと、モノトーンの光を主体とする立体的な映像は、
来場者をアクティブに迎える空間作用を生み出し、ギャラリーエントランスとしての格式を拡張させながらも、現代的な佇まいと力強さの調和を目指している。

Year
2022
Place
永守コレクションギャラリー
Client
NIDEC

Credit

プロデュース
トータルメディア開発研究所